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コルベ神父の最後の姿、白河市の「平和博物館」でペン画発見

  1. 2008/04/23(水) 07:04:38|
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 福島県白河市にある「アウシュヴィッツ平和博物館」で、収容所で犠牲になったコルベ神父の最後の姿を描いた連作のペン画11枚が見つかった。

 収容所で同室となり、親交を持った画家が1989年に描いたもので、2002年に亡くなった同館の初代館長が90年前後に入手していたが、所在不明となっていた。今夏に一般公開される予定。

 ペン画を描いたのは、ポーランド人画家、ミェチスワフ・コシチェルニャックさん(1912〜93)。死去するまでアウシュビッツをテーマにした絵を描き続けた。見つかった作品は、コルベ神父がアウシュビッツ強制収容所(現ポーランド)で処刑されそうになった男性の身代わりを申し出る瞬間や、やせ衰えて刑の執行を待つ姿のほか、囚人服姿で祈りをささげたり、日本滞在時を回想したりした場面など。いずれも写実的な筆致で克明に描写されている。

 博物館の設立に尽力した初代館長の青木進々(しんしん)さんが、ポーランドでコシチェルニャックさんから直接入手したが、青木さんが博物館の移転オープンの直前に食道がんで死去し、保管場所が分からなくなっていた。同館学芸担当の我妻英司さん(44)が、青木さんが残した資料を整理していく過程で07年秋、同博物館の倉庫にあるのを見つけたという。

 同博物館は、第2次世界大戦中に同収容所でナチス・ドイツに虐殺されたポーランド人やユダヤ人らの遺品や記録写真などを展示。2000年に栃木県塩谷町で開館したが、土地、建物を貸していた会社が経営破たんし、03年に現在地に移転した。

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